しあわせさがせ?

たらたら日記帳

アカデミズムの認められない

アカデミズムが認められない社会ですから - 非国民通信

だから大学で研究を積み重ねた博士号取得者など、口先で「凄いね」と褒めそやされることはあっても、決して企業から重用されることなど無いわけです。むしろ大学に長くいるほど敬遠される、雇用主が評価したがるのは、せいぜい大卒までの色の付いていない段階で採用し、企業側が「実社会で」学ばせた人間でしょう。大学で学んだものは「役に立たない」ものとして否定されるわけですから。いつまでも学生気分でいられたら困るよ、と。アカデミックな世界の価値を、社会が正当に評価できるようにならない限り、小手先の対策では追いつきそうにありません……

ぐさっときました。
当方理系の修士持ちなので、企業的には歓迎された方なのですが
博士だったり文系だったりするとろくな事ないんですねぇ。


ふと、地元の大学の先生がこんなことつぶやいていたのを思い出す。
(挙げるの二度目だっけ?)

博士取得は、どう転んでもリスクはある。人生賭けて取るもの。文字通り命賭けてます。そういう覚悟のある人材を日本の企業が厭うのは、なんとなく理解できる。欲しいのは奴隷なんだよね。

染められてない、会社に人生を注いでくれる人を大募集。
多分これが真実なんでしょうなぁ。企業の論理的には正論なのですが、
まぁ、やられるほうはたまったもんじゃないよなぁ。
大抵の場合気づかずに過ごす事が多いのだろうけど。


まぁ俺の話になるんですけど、愛社精神が無いと…苦しいね。
でも博士のリスクはさんざ聞かされているから今更戻れない。はぁ。