しあわせさがせ?

たらたら日記帳

ボドゲの授業があるってとこから

半分趣味半分仕事みたいなメモなんですが…

名古屋大学ボードゲームの授業があるってんで
ボドゲクラスタでは定期的に話題になるのです。

基礎セミナー - ボードゲームを究める
http://ocw.nagoya-u.jp/index.php?lang=ja&mode=c&id=25&page_type=index
名大の授業 Topics No.2
http://ocw.nagoya-u.jp/index.php?lang=ja&mode=g&page_type=topics
大学でボードゲーム(2) - Table Games in the World
http://www.tgiw.info/2007/02/2_10.html

授業であそべていーなーとかそういう反応もみかけたけど
バックボーンにある学術的・教育的な意義は大きいのは
ちゃんと説明されているので、PDFのこの資料とか読むが良いよ。
http://ocw.nagoya-u.jp/files/25/arita_1.pdf

大学の講義って、共通科目と専門科目で分かれていることが多く
上記は共通にあたるものです。全員向けなので入りやすい内容。
ってことは、上級編的な専門科目あるかもなーと思って調べてみた。

この講義を開講してるのは、有田隆也先生という方。
プロフィールはこれかな。研究分野の説明なども。
http://www.sis.nagoya-u.ac.jp/staff/arita.html
http://www.sis.nagoya-u.ac.jp/~ari/

人工生命、複雑系工学の方でしたかー。私の身近にもいますな…
情報処理学会で学生奨励賞を学生にとらせてたりすげーですの。
「多数決の繰り返しで進行するボードゲームのプレイヤーの進化的生成」
情報処理学会第73回全国 大会論文集, 1-393-394, 2011-3
http://goo.gl/nzNQt

また、ゲームの教育利用の話もあって、このあたりの学会とか。
CIEC - コンピュータ利用教育学会
http://www.ciec.or.jp/index.html
http://www.ciec.or.jp/ja/ce_nl/cmp_edu/vol031/31abstract.pdf

有田先生の公開論文を漁るのも楽しいのですが、
この学会からゲームを活かした他の先生の取り組みとか探しつつ…
見覚えのある大学の名前とかあると、おぉってなるよね。

ゲームを遊ぶだけでなく、研究・実践したりする人が沢山いるのさ!

あとは「ゲーミフィケーション」とか「ボードゲーム 論文」とかで
ググると色々でてきて面白いですよ。ボドゲに限らずゲーム研究は多い。
学術系と企業系でやってることが全然違ったりするけど。

ゲームってけっこう複雑で、
心理・社会風俗・経済・情報・数学・歴史・文学・絵画デザインとか
ざっと思いついただけでもこんくらいの分野が盛り込まれるのに
実際に製作・販売など製品化やマネタイズもやって
かつ「楽しめる」ものを目指せとか無茶、だけど取り掛かる人がいる。

ゲームって面白いし、ゲームについて考えるのも面白いよね(小並感)

ついでに色々思いだしたので、上に関係ないけど、私がはてブした記事を
てきとーに抜粋して参考資料的な意味で羅列してみる。よければどぞ。

拡大するゲームの未来と役割
http://easy.mri.co.jp/20110510.html
集合知を用いたゲームデザインのためのパターン・ランゲージ抽出
http://goo.gl/UxFhK
経済学とゲームデザインとの往復、その2
http://togetter.com/li/92949
Soren Johnsonの語る「ゲームデザイン時にすべきでない8つの悪癖」
http://goo.gl/QIaJX
なぜゲーミフィケーションは効果的なのか?(Why Gamification Works?)
http://goo.gl/g04HR
「なぜ、プレイヤーはマニュアルを読まなくてもゲームを遊べるのか?」 (1/2)
http://goo.gl/jsbM6
デザインのための言葉 - I was game
http://iwasgame.sakura.ne.jp/archives/49
ルールズ・オブ・プレイ(上) ゲームデザインの基礎  読んだ
http://goo.gl/6uA9z
TED:ジェイン・マクゴニガル「ゲームが世界を救う」
http://goo.gl/Ihk4S

もっとあったけど疲れたからこのへんで。TEDおもろい。