しあわせさがせ?

たらたら日記帳

2006-05-05から1日間の記事一覧

忠臣蔵1/47 完全版

津川雅彦に惚れそう。吉良役にピッタリの悪役ぶり。 話も複雑ではないので、忠臣蔵入門にいいかなと。 主人公キムタクなので、彼らしさが出ちゃってます。 木村拓哉が嫌いな人は、要注意したほうがいいかも。

半落ち

もう寺尾聰がシブくて切ないから好き。 「誰のために生きていますか」って、いいなぁ。 夫婦・家族愛っていいなとしみじみ。 悲しみがしっかり伝わってくる感じがしました。 静かに淡々と話が進むので、好みは分かれるかも。 原作が更に良いらしく、読んでみ…

七人の侍 - 黒澤明

世界のクロサワと言われるだけあって、魅せる。 50年前の侍映画なので、重いイメージがあったが 実際はコミカルな演出が多くて飽きさせないし、 戦いのシーンの迫力は現代映画に負けてない。 3時間の長丁場で、無駄なシーンが無いのが凄い。 野武士に横暴…

マンガ嫌韓流 - マンガ嫌韓流

ネットで結構話題になっている韓国ネタを マンガでざっくりまとめてみました系の本。 テレビ新聞しか見ない人なら新鮮に感じるはず。 本当の韓国問題入門って感じなので、一読あれ。 ニュースの裏が読めるようになります。 大事なのは、情報は疑う癖をつける…

マジンカイザー 死闘! 暗黒大将軍

55分って時間が短いのが災いしたか、話が単調。 マジンガー軍団はばっさばっさやられるし、 終わりごろにやっとカイザーが出てくるし。 ローリィ・ロールさんたちお気に入りなのに・・・ でも、JAM Projectの唄が熱くていいねぇ。

マジンカイザー 1

未体験のマジンガー系アニメが観たくなって、 とりあえず選んでみたのがマジンカイザーでした。 えっと、話がご都合主義全開ですさまじいです。 「実は○○だった」「気合だけで形勢逆転」とか。 それが味だと言えばそうかもしれませんが、 これだけで最後の巻…

絶望に効くクスリ 1―ONE ON ONE (1) - 山田玲司

作者の山田玲司が、様々な人にインタビューして 社会に希望を探していく形式の漫画。 それこそ有名人から縁の下でふんばる人まで 業種職種問わすに紹介されているのだが 一人一人の言葉がとても重くて、しびれます。 ちょっと笑えて、そして考えさせられる話…

監督不行届 - 安野モヨコ

安野モヨコが、夫のガイナックス庵野監督との オタクな夫婦生活を描いた漫画。 安野モヨコの漫画なので、本の出来は折り紙つき。 嫁さんがどんどん監督に染められていく様が楽しい。 監督の方もオタクの悪い部分そのまんまな人だし、 でも仲良さそうで愉快な…

メリーちゃんと羊 1 愛蔵版 - 竹田エリ

「人の行動を動物がやったら?」な仮定を 人と動物の混在する社会でしてみた漫画です。 この作者さん十八番の、シュールなネタにハマる。 すっごくほのぼのとした絵でいい感じなのに、 毒・シニカル話がどんどんきて、笑い止らない。 4コマでは個人的には最…

ブラックラグーン(1) - 広江礼威

アクションシーンがでたらめにカッコいい漫画。 銃モノを描くならこうでなくっちゃねと思う。 洋画でみかける外国特有の言い回しのクセが 独特の渋い雰囲気を作っているのだと思う。 後の巻になってもレベルは保たれていて、 アクションとコミカルな部分のバ…

きみにしか聞こえない - CALLING YOU

「切ない」って言い方がやっぱり一番似合う。 3編の短編どれも良いけど、特にCalling Youとか。 寂しさに飢えた主人公が 架空の携帯を持つところから話が始まり、 最後の結末が分かっているのに必死になる姿に、 いつの間にか引き込まれました。切ない。

言いまつがい - 糸井 重里, ほぼ日刊イトイ新聞

糸井重里主催、ほぼ日刊イトイ新聞ってサイトの 人気コーナーの単行本化したもの。 ゆえに、ネタはけっこうウェブでも確認できる。 けど、本で見ると違う。まとめて読みやすい。 出来はもちろん折り紙つき、声に出して笑える。 例えば「ざっくらばん」って、…

最後の将軍―徳川慶喜 - 司馬遼太郎

徳川慶喜のイメージが一変した本。 余りに高すぎる予見能力と、独特の生い立ちが 慶喜の人物と当時の奇妙とも言える行動を支え、 ついには自ら幕府を葬り去るに至るまでを描く。 維新志士側からは分からない、彼の哲学に感銘。 幕府側最大の、明治維新の立役…

新・仁義なき戦い。

仁義なき戦いに興味がわいてきたので、挑戦。 なんとなく選んだ映画だけど、よく調べると、 他の仁義とは別シリーズらしく、軽くショック。 映画本体で観ると、主役の二人かっこいいです。 場面ごと音楽が一気に彼らを盛り上げ、決めます。 話は若干ぶつ切り…

働きマン - 安野モヨコ

雑誌編集者の主人公を中心に、一話完結形式で 毎回てんで方向性の違う人間がでてくるのに、 それぞれが、それぞれの哲学で働く姿を追う話。 台詞の一つ一つが、熱くて、響く。 働く人たちってカッコいいんだと思えた本。良い。

コミック 銭 1巻 - 鈴木みそ

鈴木みそお得意の体当たりレポートマンガの一つ。 身近なものの、お金との不思議な関係について これでもかとばかりに調べている本。 例えば、1巻ではマンガ雑誌の実情をぶちまけて 1ページ当たりの値段では雑誌のほうが有利とか。 後の巻にもカフェ、ペッ…

失踪日記 - 吾妻ひでお

最初、吾妻さんのマンガをあんまり知らなくて 古い絵だけど話題だから読んでみる、程度でした。 これ結構面白い。失踪してホームレスになったり アル中で入院したり、悲惨といえばそうなんですが 人間や社会の闇に片足つっこんだおっさんの体験を ちゃんと笑…

電波男 - 本田透

「もはや現実の女に用はない。 真実の愛を求め、俺たちは二次元に旅立った」 帯のこの文言が、最も本の特徴とらえてます。 中味は、オタクとそれをとりまく恋愛構造を 様々な文献の引用からじっくり論じている感じ。 論述に穴はあれが、オタクの愛の素晴らし…

人間失格 - 太宰治

ひたすらに暗く、だが人の闇にしっかりみている。 それゆえに響くし、作者や主人公の姿が切ない。 ゆっくり噛みしめて読むと、頭が壊されそうになる。 評判通り、全編陰鬱として読む人ものすごく選ぶが 丁寧な文章と心を見つめぬくような表現とか、凄い。 有…

最後の伊賀者 - 司馬遼太郎

短編集。伊賀忍者の話が3編も入っている。 ステレオタイプの忍者しか知らなかったので ここに描かれている生の忍者像が、興味深い。 戦国時代の人間の業みたいなのを覗いた感じです。 江戸時代の絵師の話や道頓堀誕生話など 忍者以外の話も、短くて気軽に読…

アメリカ素描 - 司馬遼太郎

司馬遼太郎から見たアメリカ、な随筆。 さすが他とは一味違うアメリカが描写されてます。 文明と文化の違いから国としての特徴を露にし、 WASPから黒人、ベトナムや日系などの人種から 歴史を紐解いていき、現代アメリカの根幹へ ズバッと迫れるのが凄い…

映画 クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望

劇場版3作目。このあたりから急に 映画版クレヨンしんちゃんが面白くなってくる。 戦国時代の言葉遣いや慣習と時間移動SFが、 子供向けに適当ではなくきちんと設定されて、 アクションパートもばっちり決まっているし、 クレしん本来のバカ話も機能してい…

映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝

劇場版2作目。映画シリーズでは結構初期。 テンポ良く話がすすむアニメ映画の基本形。 後のシリーズで大化けする作品の基礎はこの辺から。 コレ!というのも少ないけど、気軽に見れる良さ。 あと、ゲストキャラのルルが クレしんヒロインでも上位に入るほど…

ボウリング・フォー・コロンバイン

華氏911で有名になったマイケルムーアの作。 銃社会の話題に挑むあたりさすがこの監督だなと。 構成はけっこうヨタヨタしていたかもしれないが 勢いを大事にしていると好意的に受け取りました。 監督の主張が一定しているので、小気味良いです。 ドキュメ…

教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書

月並みな感想ですが、よく調べたなぁと思う。 インターネットの文化という形無きものに ちゃんと歴史観をもって紐解いていく姿勢は凄い。 情報量が圧倒的で、一級資料と言えます。 fj、アングラ、あめぞう、WAREZあたりから 2ch、flash、テキストサイト、blo…

BROTHER

任侠と兄弟仁義をアメリカ風味にした感じ。 北野監督らしく、暴力をぼかしたりせず ちゃんと描写しきるあたり半端ないなと思います。 弟分の加藤が男を魅せてくれたあたり、しびれた。 映像やそのときの音楽が、絶望的な綺麗さ。 このへんは監督の十八番です…

食神

一応料理モノなんだろうなぁ。食べ物上手そう。 が、チャウシンチーの悪ノリがいい感じに絡み、 これがなかなか楽しめました。 少林寺十八銅人が一番好き。

HR Vol.1

観客をいれて30分一気撮り形式なので、 このドラマは三谷さん自身が力説しているように、 確かに今までに無いスピード感をあって心地よい。 カメラワークや演出なども、新しい印象を受けた。 が、まぁそういう小難しいこと抜きにしても、 三谷物の中でも爆…

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

終わりなき日常の話とか、シリーズ異端作。 夢と現実の世界観など、幻想的な雰囲気がでてる。 哲学的ともいえる描写に熱狂的信者がいるのも納得。 いつものドタバタは少ないものの、これはアリかと。 個人的には、さくらさん大活躍に尽きますねぇ。

バトル・ロワイアル―Pulp fiction - 高見広春

ちょっと前に話題になったので挑戦してみた。 バタバタ人が死ぬインパクトが強いけど 一応生きることへの渇望とか体制の抑圧とか テーマらしきものはあるので読めることは読める。 が、所詮中学生の殺し合いなので、人物が浅いかも。 設定は面白いが、ただ子…