しあわせさがせ?

たらたら日記帳

2006-05-05から1日間の記事一覧

Waltz for Debby - BILL EVANS

自分の最も好きなジャズアルバム。 名盤集には必ず入っているほど有名曲ですけど、 本当にWaltz for Debby,My foolish heartは良い。 静かで本当に綺麗なピアノの流れと、 つとつと語りだすベースのソロだけでも酔える。 アルバム自体の完成度も恐ろしく高い…

II〜September〜 - 熱帯JAZZ楽団

当方がジャズにハマったきっかけの一枚。 ラテンミュージックとかビッグバンド系なので ノリの良さは天下一品。サックスがばしっと決まる。 有名曲も多く、ジャズ初心でも入りやすい盤かと。 特に2番のセプテンバーは万人に薦められる。

峠(下巻) - 司馬遼太郎

幕末、長岡藩の河井継之介の生涯を描いた長編で、 武士たる強烈な意識に裏打ちされた行動が、熱い。 坂本竜馬など同時代の人間に比べ、知名度は小さいが 志は本物の武士だと想いました。かっこいい・・・ 下巻までくると、和平を望みつつも 小藩を率いて戦せ…

日本復活の救世主・大野耐一と「トヨタ生産方式」 - 三戸 節雄

筆者の取材を反映しているような綿密な内容と 大野氏との対談はなかなか読み応えあるなぁと。 話を大きい方向に持っていこうとする傾向が強いのは 好みが分かれるかもしれないです・・・

「トヨタ流」自分を伸ばす仕事術 - 若松義人

トヨタ流の本は結構世に出ているのですが、 経営や会社などに対する考えという説明傾向が多い。 その中では、割とこの本個人向けになってるかと。 「ムダの排除」を毎日に活かすきっかけになるかも。

CPUのきもち―IA-32アーキテクチャーとWindowsXPの不思議な関係 - 唯野司

CPUの仕組みだけでなく、Windowsの働きにまで 言及しているOSの教科書みたいな内容。 IntelとWinに特化した勉強で良いのなら 表現が平易なので読みやすいうちかなぁと思います。

新撰組血風録

オムニバス形式だったので読みやすいし、何より面白い。 俺らと同じ年齢で日本の将来憂うなんざすげぇし 俺はそれほどの覚悟や信念がござんせん。 あえて言うなら目標程度のものはあるけど 新撰組当時の若者の群像には感服恐れ入るねぇ。

宮本武蔵 - 司馬遼太郎

大まかな流れは元から知ってる上 バカボンドのおかげで顔や情景も浮かんできて 久しぶりに熱中できましてよ。巌流島はやはり熱い。 更にその前後の経緯に人間を感じましたな。よい本。 でも、晩年の老いた武蔵の想像をしていると 漫画のYAIBAにでてきた、ジ…

魁!! 男塾(1) - 宮下あきら

まだ未読だったので狂喜乱舞して読ませていただきました。 ああ、80年代のジャンプよのぅ。押忍、ごっつぁんです。

バカの壁 - 養老孟司

まぁ例の大ベストセラーです。 タイトル印象強いだけで 内容は普通のコミュニケーション論。読みやすかったけど。

故郷忘じがたく候 - 司馬遼太郎

特に3本目の細川ガラシャの話がなんか引き込まれたねぇ。 明智光秀の娘で細川に嫁いだが、キリシタンになった人で この美人描写が、脳内嘘彼女を錬金できて楽しませてくれた。

バーボン・ストリート - 沢木耕太郎

随筆だけど、渋い男の話が多くて。年季を感じた。例えば ジャズで陽気な葬式ソングがあって、その歌詞がカッコよかった。 「お前が死んじまって嬉しいぜ!この馬鹿野郎が!」良いなぁと。

チーズはどこへ消えた? - スペンサージョンソン

言わずと知れたベストセラーなんすがやっと読めました。 変わること最高!な論調ですが割と納得。薄くて読みやすかった。

シベリア超特急 - 水野晴郎

最後のどんでん返しがかなり有名らしいですが、未見でした。 気になりすぎなので視聴。・・・確かにどんでん返ってら。 悪くないけど期待しすぎたかな。でも胸のつかえが取れた!

かってに改蔵(1) - 久米田 康治

この漫画かなり好きな部類でして、サンデー連載当時は それこそ毎回、金も払わず立ち読みさせてもらいました。 一般人おいてけぼりの細かいネタに逆に好感。マニア向け。

国境の南、太陽の西 - 村上春樹

良かった。 本当に幸福な家庭を築いた男の前に、不意に現る初恋の人。 それからの崩れっぷりと心の動きが切なくて読ませる。

馬上少年過ぐ -司馬遼太郎

メインは少年時代の伊達政宗公。独眼竜以外にも逸話が多く 詩歌も読める悲運の武将だった姿とかに憧れましたねぇ。

姑獲鳥(うぶめ)の夏

推理ものの区分に入りはするが、あんなオチ想像できるかっ! 認知などに対する独特の考察とか小難しいけど面白かったす。

アームストロング砲 - 司馬遼太郎

タイトルからして俺のひいきの肥前鍋島藩話に違いなかった。 あの藩の幕末における、単独での近代化っぷりが良い味して よくもこんな話を司馬氏は見つけてきたなとただただ驚嘆。

袋小路の男 - 絲山 秋子

短編集で、文学賞モノにチャレンジしようと読んでみた。 12年間相手に指一本触れもせず、相手を想い続けるという バカ女子高生にでも読ませたい純愛系。不思議な心地でした。

トヨタ流「最強の社員」はこう育つ - 若松義人

やはり改善方式は明快で分かりやすいです。 部下を育てるノウハウとか、仕事の捉え方とか 当たり前のことをやってのける正しい凄みがある。

住まなきゃわからない沖縄 - 仲村清司

ナイチャーからみた沖縄の姿ってのをまとめた本で、 やっぱり文化圏が全然違っているのか、大変らしいが面白い。 地元沖縄文化にとんと疎いので、そうなんだと納得が多数。

星新一ショートショートセレクション〈3〉ねむりウサギ - 星新一、和田誠

昔ハマってて、弟が持ってきたとき、あまりの懐かしさに 強奪してそのまま読みふけてみた。テンポ良くて楽しいねぃ。 表題作の、死ぬまで亀にリベンジするウサギさんが哀れ・・・

ジャック・ウェルチに学んだ仕事の流儀 - R.バドゥスキー

世界に名だたるGE社の秘書さんの回顧録みたいな感じ。 サポートする視点からの仕事術ってあんまりないなぁと。 相性やチームワークに重点を置くので、割と日本的に感じる。

燃えよ剣(上巻) - 司馬遼太郎

新撰組結成から全盛時代までの話ですが、熱い男たちです。 池田屋騒動とか幕末の風雲のなか、ひたすらに剣を振るって 猛威を振るうってのが実感できる。良くも悪くも武士だなぁ。

燃えよ剣 (下巻) - 司馬遼太郎

こっちは没落まで。少しずつ隊士が散っていくのが、寂しい。 でも主人公、土方歳三だけは北海道まで戦い続けていく。 彼の最後まで活き活きとした喧嘩屋魂が格好いいんだこれが。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 - 山田真哉

最近売れてる会計入門書、というかお金に対する考え方の本。 専門用語があんまりないので、会計の勉強には向かないが 読みやすくて、経営・経済を知るにはもってこいの良本。

自分の中に毒を持て―あなたは"常識人間"を捨てられるか - 岡本太郎

さすが芸術は爆発言うだけあって、生きるってことに貪欲で、 周囲に迎合する人生を死と言い切る姿勢には、共感もてます。 常識とか普通とかとの摩擦に悩める俺には、渡りに船でした。

トヨタ流「改善力」の鍛え方―強者のノウハウはあらゆる場で必ず強い! - 若松義人

世に有名な「カイゼン方式」を説明したビジネス本ですが 下手な自己啓発本よりよっぽど自分に応用がきくなぁと。 改善のコツは現状に満足しない事とか、明快に示してくれる。

オトナ語の謎。 - 糸井重里,ほぼ日刊イトイ新聞

糸井重里主催の人気サイトからでた企画本なんですけど、 いちいちオトナ用語の不可思議さへの解説が笑えたねぇ。 言葉の生まれた背景と作者の苦心には同情いたします・・・