しあわせさがせ?

たらたら日記帳

潮騒

俺はときおり無性に妄想をかきたてることがあり、
特におっぱいの話になると語り尽くせぬほどの想いがある。
まぁ、そこでドン引きせずについてきてほしい。


俺がつらい時楽しい時、いつも振り返っている文章があるのです。
三島由紀夫の名作小説「潮騒」。その火を飛び越して来いの台詞で有名。
その本からちょっと抜粋するから読んで欲しい。

 それは決して男を知った乳房ではなく、まだやっと綻びかけたばかりで、それが一たん花をひらいたらどんなに美しかろうと思われる胸なのである。
 薔薇色の蕾をもちあげている小高い一双の丘のあいだには、よく日に灼けた、しかも肌の繊細さと清らかさと一脈の冷たさを失わない、早春の気を漂わせた谷間があった。四肢のととのった発育と歩を合わせて、乳房の育ちも決して遅れをとってはいなかった。が、まだいくばくの固みを帯びたそのふくらみは、今や覚めぎわの眠りにいて、ほんの羽毛の一触、ほんの微風の愛撫で、目をさましそうにも見えるのである。

これが文学だ!これがおっぱいだ!


俺がいくら妄想を書き連ねても、未だに遥か遠いところに
三島先生は居てらっしゃる。なんというおっぱいマイスター。
こんなに美しい描写は何度読んでも飽きず、心を揺さぶり続ける。


どーだ、元気が出るだろう!疲れた現代人にはコレだね!