2006-07-19 世に棲む日日〈1〉 - 司馬遼太郎 review 前半は吉田松陰、後半は高杉晋作を主人公に 幕末における長州の「暴発」を描いた小説。 吉田松陰があそこまで純粋な人だとは知らず、 その思想の大きさにはかなり恐れ入ります。 と同時に、当時の世相から来る悲劇と 魂を受け継いだ高杉晋作の奔走がかなりカッコいい。 長州がいかに幕末という時代において 雄藩となって活躍したか、藩主や多くの長州人から 大きい物語を感じます。こういう熱さに惹かれるなー