しあわせさがせ?

たらたら日記帳

若きサムライのために - 三島由紀夫

学生運動真っ只中の昭和40年代の世相と日本を
三島由紀夫がぶった切るコラムと対談集。


有名な「お茶漬けナショナリズム」の話が聞けたのが
私にとってかなり収穫でした。
わざわざ海外まで行ってお茶漬け程度で
日本はいーねぇとかのんきな自国びいきでは
確かにあまりにも寂しすぎますしね。
普段から日本のあらゆる良さを意識してきたいです。


あと、特に賛成ってわけでは無いですが、
当時から既に平和ボケしている日本人に喝を入れ、
米の庇護から脱却し、自衛隊国連予備軍と防衛軍、
二つに分けて日本の国防をすべしという
結構過激な考えを述べておられたのが印象的でした。