しあわせさがせ?

たらたら日記帳

対訳 21世紀を生きる君たちへ

司馬遼太郎が、国語の教科書に書き下ろした稿。
難しい表現一切無しで、50ページもない短さ。
しかし、司馬氏の、この国の未来にかける想いが
すーっと伝わり、胸にこみ上げるものがあった。


私の人生は、すでに持ち時間が少ない。例えば
21世紀というものを見ることができないに違いない。


書き終わって、君たちの未来が、
真夏の太陽のようにかがやいているように感じた。


実際に21世紀をみることがなかった司馬氏が
どんな未来を小学生に託したのだろうか。
今の時代に生きている自分たちが、何をすべきか
その道と願いを渡されたような感じがしました。


全て、対訳があるので英語の勉強にもなります。
とても考えさせてくれるいい本でした。