しあわせさがせ?

たらたら日記帳

宇宙へのマンガ

水惑星年代記の最終巻<月娘>が面白かったから
良い機会なのでSF・宇宙ものマンガ特集〜
マンガなんて毎月山ほど買っているからレビューめんどいけど、
宇宙ネタは大好きなんで、ついまとめたくなったんだ。


例によって俺の独断と偏見でベスト5を選んでみました。

軌道エレベーター建設から火星到達まで
ブラック一族の逸話をベースに紡いで行くオムニバス形式SF。
SFものにありがちな「荒廃した地球」とは真逆の、
奇麗な自然と宇宙との対比が優しい気分になります。

水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)

水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)

この作者さんのマンガならチャイナさんも楽しい話なのですが
あえてこっちの、しんみりするタイプのほうを挙げてみる。
長い時間を生き続けるエマノンからみた世界のお話。
遅筆過ぎるのでもっと描いて欲しいんだけどなぁ。でもお気に入り。

おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)

おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)

  • HOTEL

最近知ったマンガでは大当たりのオムニバスSF。今後が楽しみな作者です。
本の冒頭に「この本をアーサー・C・クラークに捧げます」ってあるあたり
本気を感じるし、表題作のHOTELとかはスケールのでかさにビビる。
といいつつマグロの話とかも大好きです。あんた最高だよ…

Boichi 作品集 HOTEL (モーニング KC)

Boichi 作品集 HOTEL (モーニング KC)

これは有名ですよねぇ。スペースデブリを撤去する奴らの日々の話。
アニメがダントツに面白いけど、マンガ版にしかない話も好きだったりする。
あのプロポーズは広くマンガを見通しても、印象に残りまくりの名シーン。

プラネテス(1) (モーニング KC)

プラネテス(1) (モーニング KC)

既に宇宙飛行士になっている弟を追って、宇宙飛行士テストを受ける兄。
けっこうコミカルな印象もあるキャラですけど、方向性は純粋。
ああ宇宙に行きたいんだなってのがひしひし伝わって感動しまくりです。

宇宙兄弟(1) (モーニング KC)

宇宙兄弟(1) (モーニング KC)


ベスト5なので渋々切ったけど、ふたつのスピカ火の鳥あたりも捨てがたい。
このあたり、俺のSFマンガの師匠であるdumbunny氏の意見も聞きたいところ。


あれだ、夜空を見上げるだけでまだ夢を見られる少年なんですよ俺は。