同僚と駅前のパスタ屋に晩御飯を食べに行ってきた。
まぁメニュー選んで、どれにしようか悩んだ挙句
俺はこれにするんだとか店員に伝えるわけです。普通だね。
全然別方向向きながら注文したから、ちらっとしか見てないけどさ、
「注文を取りにきた店員さんがすげーかわいーの」
実は顔は見えなかったんだけど、瞬間、そう思ってしまった。
前髪美人ってゆーのかね、輪郭と顔を覆い隠している前髪のあのバランスが
なんてゆーか刹那の時に垣間見えるこのシーン、俺にしか分かるまいて。
サラっとしたその風貌に髪の動きに、凝視。
角度的な問題で見えなかっただけなので、次は普通にご尊顔を拝見したい。
飲食店の店員が前髪隠れるほど垂らすわけないもんね。それは分かっている。
だけどさ、一抹の不安はよぎる。「顔がかわいくなかったらどうしよう。」
店員を品評するなんて、男として人間として下の下な始末であるのは承知してます。
俺なんかに思われる女性店員のほうはたまったもんじゃない。ごめんなさい。
でも、印象だけでかわいいかわいい言いだせる、この瞬間はすごい楽しいの。
これは否定できず、顔を見ることでさらに嬉しさ倍増する可能性もあるのです。
むしろ逆に言うと、楽しさが全滅するパターンもあるわけで・・・
どきどきしながら、あの店員さんがまた来るのをじっと待つ・・・
お、来た。お、おおおおおおおおーーー!!
感想としては「結婚してください、僕があなたを幸せにします」だな。
同僚も普通にかわいいと言っていたので、きっとこの感覚は万人共通。
嬉しいなぁ、かわいいなぁ。心和むしパスタはうまい。いい夜です。
がっかりするパターンを望んだ人ごめんなさい、nakarxはこんなに幸せです。
帰り際、その子がレジを売ってくれたのだけれど
おつりを渡すとき、そっと両手で包むようにお釣りをくれました。
僕の手の甲と指先両方に、人の肌の暖かさが伝わるっ・・・
生きてて良かった。
この程度で幸せを感じるほど、女っ気の無い生活送っております。出会い皆無。
まぁいい、木曜のこの時間にパスタ屋に行けば、来週もきっとあの子がいるから。