人がなんらかの問題を解く場面に出会ったとき、
いきなり解かずに、まず問題について考えよという本。
「何が問題か」「本当の問題は何か」「誰の問題か」
「どこからきた問題か」「本当に問題を解きたいのか」
などの視点から、例を示し、格言を並べていく感じ。
慌てて問題解決するのはよろしくないのがよく分かる。
洋書翻訳によくある、独特の遠まわしな書き方を除けば
納得の出来る話が多く、読みやすかったかなと思う。
表題にもなった「ライト、ついてますか」の話は
まさに問題定義についての含蓄ある例だと思う。