劇場版クレヨンしんちゃん10作目。
戦国時代にタイプスリップした野原一家が立ち会う
一人の侍の忠義と、一人の姫の恋心と、戦の物語。
劇場版クレしんでは、これが最も面白い奴の一つかと。
周囲の評判も「泣ける」一色ですが、俺もそう思う。
身分違いの恋に苦しむ又兵衛や廉姫が切なくて、
ラストでは衝撃が走る。クレしんのくせに感動する。
もちろんギャグパートも全開。ひろしの武器最高。
やたら戦国時代の考証に精密にのっとっているのも
アニメでしかでないリアリティがでていて、楽しめる。
最初から最後まで、シリアスとギャグのテンポがいい。