しあわせさがせ?

たらたら日記帳

乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない - 橋本治

勝ち組と負け組の論理、経済の構造などのものに対して
価値観や生き方の姿を述べていく本。


「問題があまりにも単純化されて、複雑なディテールが隠されてしまう」
という意見には同意。勝ち組や負け組の二元論から、
小泉選挙の圧勝などなど経済のあり方に関して、
社会にぶらさがらずに行くべきと思えました。


筆者も認めているけど、何を書こうとしてたか
分からないまま書き始めている痕跡もあるし、
引用データはほぼ無く、筆者の経験や見聞が元なので
頭の中だけで完結してしいる印象もぬぐえない気もしました。


でも、論理の積み重ねだけでここまで書けるのは凄いなぁと。