しあわせさがせ?

たらたら日記帳

女生徒 - 太宰治

太宰治による14編の短編集です。

女性が1人で語る形式の話ばかりを集めていて、
それぞれの話で、女性ならではの心の動きを
綺麗に、まざまざと描ききっていると思う。
男性でどうしてここまで想像できるか分からない。


話ごとにいろいろな女性がいて、それぞれで、
昭和の女性の内面に現代には無い魅力を感じた。
この本、とても気に入りました。


一遍が短く、長文が苦手の人にも読みやすい。
読書入門にこういう本が読まれて欲しい。