しあわせさがせ?

たらたら日記帳

近所の床屋

髪を切りに床屋に行ってきました。

髪が長いのがだるくてしょうがない性分なので短く刈りたいのです。社会人になって10年ぐらい丸坊主で通してましたし。でも床屋に行くのも面倒くさいやつなので結果的に伸び放題となりあんまり坊主頭だと認識していただけないことが多々ありました。お風呂の後髪が乾くのが早い、つかタオルでひと拭きなので楽ちんです。みんなも周囲が許してくれるのならやってみよう。私は今のカミさんと付き合ってたあたりから許してもらえなくなって髪を伸ばし初めました。うーん面倒くさい。でも変に威圧感を与えてしまうらしく周囲に溶け込むために必要な段階なのでしょう。面倒くさいけど。

こんな感じですので当然どんな髪型が良いとか意見を持っているわけでもなく(丸坊主が楽だって再三言ってるのは無視される)、どんな髪型がいいのか聞かれて答えられないのです。とりあえず男性ファッション雑誌を見せられるのですがどれも私に似合うような気がせず、適当に指をさしたら真剣さが足りなかったらしくなんだか微妙な雰囲気。こういうときは床屋でプロの人にお任せしよう、ってことでノープランで床屋に行ったのが去年の夏ぐらい。美容室はオシャレじゃない人を窒息死させるという知識があったので行ったことはありません。というか美容室は髭剃りやってくれないじゃん論外。床屋、学生時代からずっと通ってた志真志の床屋が閉店してしまって行きつけがなくて困っていたのです。しかも宇地泊に引っ越したので地盤がゼロに。しゃーなし探すか。ちょっと古びた地域の床屋ぐらいが本当に馴染むので、そういう店を探して適当に突撃しました。鳥玉の隣のやつ。

入店したら昭和な不良漫画がずらずら並び、これですよこれと一瞬で馴染む。あれから何度か言ってますが、日によっては髪切る前におっちゃんと待合スペースで適当に駄弁ったりしてる。最近はおっちゃんの孫話と子育て指南。落ち着く。髪型についてはやっぱり見せられたファッション雑誌がリーゼント気合入ってる系であんまり参考にならず、いい感じでお願いしますと大変投げやりな依頼をしてみました。ごめんなさい。でも職業聞いてくれて伝えたらそれっぽくしてみるとのこと。出てきたのがここ1年ぐらいの私の髪型です。どう?似合ってる?丸坊主の次ぐらいには私も気に入ってるの。すぐ三ヶ月ぐらい床屋さぼって伸び放題になるので今が本来の髪型を確認するチャンスです。丸坊主って楽だったんだねーと思いつつ、まあ周囲にから浮かない、そして家族の受けがよいのが優先だからいいところに落ち着いたんじゃなかろうか。

なお、髪型についてはお任せしたせいでどういう髪型なのか説明できん。自分の髪型を観察したり覚えるのは個人的にかなり嫌なことなので、自分撮りをしてない。故に写真見せてこれにして下さいという手段もなく、物理的にたどる道筋が無い。つまり、床屋のおっちゃんに「前と同じやつ」って頼んでおっちゃんが覚えてなかったらもう再現できません。なんでそんな橋を渡ってるのかわからんが刹那的な印象が気に入ってます。もうここに通い続けるしか方法がなくなってしまった。

志真志の床屋を失ってから流浪の旅を続けてきましたが、宇地泊にも自分向けの床屋を見つけてやっと腰を据えられそうです。