しあわせさがせ?

たらたら日記帳

エヴァの昔語り

いろんな物を無視して、エヴァQ観てきました。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 公式サイト
http://www.evangelion.co.jp/

初日の初回観て、考察スレ確認して、もう一回観て。
もちろん面白かったのですが、なんか昔を思い出したので
感想なんざさておいて自分の昔語りを晒そうじゃないか。
恥は日記に書いて捨てろ。

[あてんしょん]

ここから先も、エヴァQのネタバレはありませんし
具体的な感想も伏せて俺の話をするだけですが、
観た人ならふつーに分かる暗喩がありますので
映画館行く予定のある人は読まない方がベターかも。












こんぐらいあければいいかな。


俺がエヴァンゲリオン観たのは、中学生のころ。
ええ、シンジくんと同じ14歳のころでしたよ。
当時のアニメ雑誌の読者投稿欄の盛り上がりがきっかけ。

沖縄で当然テレ東が映るわけもなく
伝手を頼って録画VHSを関東から送ってもらったことは
今でもたまに語りたがる武勇伝の一つ。
なんであんなに根性あったんだ当時の俺。

ドハマりした。

あのキレキレのメカアクションはなんなんだとか、
あの心象風景はどんな意味があるんだとか、
キャラクターたちがどう思い動いただとか、
関連する話を調べまくった。うわ思い出したら怖いぞ俺。

同年代ゆえか、あの弱々しいシンジくんに感情移入してた。
大人な加持さんに憧れ、ゼーレやゲンドウの意味を探り、
レイ派とアスカ派で血みどろの抗争してた。俺はミサトさん派。
マヤ派はすっこんでろ。霧島マナって鋼鉄勢はむしろ尊敬ですが。

当時、ノストラダムスな感じでいよいよ世紀末間近だし
思春期ゆえにいろんな物に考察をいれまくって世界を疑った。
ネットなんか普及してないから、エヴァ謎本とか読みまくり
そこから聖書、心理学、宇宙論、ムーやら読みふけった。

その奇異な行動は今なら良い表現がある。「中二病」だコレ。

身近で、例えば、天使の羽の枚数にこだわる厨房がいたら
かなりの末期症状なので外でサッカーにでも連れだしてやれ。
俺みたいに変な知識が肥大化してもしらんぞ。
ロボットを人造人間に訂正するところから始めよう。

ただ、大学生・社会人時代だとあんなにハマらなかったかも。
観る時期とそれにふさわしいアニメって組み合わせあるよね。

高校にあがる時分だと、今度は「あの」劇場版な。
シト新生Air/まごころを君に。It all returns to nothing.
製作側が隙を作ったらファンが魔解釈してたのは他人事でない。
スタッフロールで立ち上がる素人は去れ。そんな青春。最低だ俺。

林原さん・山寺さんから COWBOY BEBOP に流れたり、
ガイナックスからカレカノグレンラガンに流れたりと
後にも十分影響あったんですが一応は旧版の時代は一区切り。
あとはカラオケでの定番として残酷な天使を歌うぐらい。

時は流れ、新劇場版。とっくに社会人になってました。
随分わかりやすくなったよね。
序、破はとてもケレン味のあるエンタメしてたと思いますん。
で、Q、そして最終へと続く感じ、良いです。続きが楽しみ。

新板だと特に、シンジさんやアスカ・レイよりも、
セカンドインパクト当時に14歳だった大人トリオ、
加持さんミサトさんリツコさんに心を重ねてる。

29歳〜30歳って、俺と同じ年齢ですか。時間流れたんだなぁ…
中二の頃の大人のイメージが崩れる。
あんなにカッコつけられないです。特に加持さん凄いよあんた。
俺は14年前から未だエヴァなんてアニメなんぞに狂ってるのに。
成長してない自分に絶望するわ。

今日のQ、沖縄地区も内地と同時公開で嬉しく。
桜坂劇場にあんなに人を観たのは初めてかも知んない。
旧劇場版も同じ桜坂だったけど、俺の時は空席だらけだったので
いわゆるふつーの人たちも観るものになったのかぁ。しみじみ。

あんまりまとまってないけど、俺史観ではエヴァ超大事って話。