しあわせさがせ?

たらたら日記帳

読んだ本リスト200908その3

読んだ本リスト200908その2 - しあわせさがせ?


今度は「転職関係」の本を中心にレビューです。
主にSEが転職する事に関しての資料を色々と集めてました。
転職推奨派も反対派もいて、なかなか奥深いものですが
比較検討していたことは間違いなく俺の中での肥やしになりました。


若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)

まずは、転職推奨派の方の本。基本的に年功序列サビ残といった
社会システムが若者からやる気を奪ってるんだ!自由であれ!
みたいな感じかなぁ。退職後、どんな人生を歩んだのかを追いかけたのは
なかなか真に迫っていて、こんな生き方もあるんだと感心できた。5点。


転職は1億円損をする (角川oneテーマ21)

転職は1億円損をする (角川oneテーマ21)

こっちは安易に転職するなってタイプ。よほど気概と能力に溢れてないと
単なる自分探しでどんどんドツボにハマるよと警告しています。
転職ビジネス維持のために、この転職を推奨するような雰囲気がでてるけど
金銭的にも環境的にも、よく考えてと諭された。これもまた真実だなと。5点。


SE・エンジニアの本当にあった怖い転職話

SE・エンジニアの本当にあった怖い転職話

SEで転職を考えている人なら、これが一番分かり易いしケースも多い。
情報産業特有の構造から脱却を計ろうとしている人の話が山のように。
辞めるきっかけとかありうる話ばかりで、決して他人事ではないと感じた。
笑えねぇけど面白い…そんな人間悲喜こもごもが大変参考に。5点。


SEの転職力

SEの転職力

SEから転職するときの、メリットデメリット、その後の職種適性まで
じっくりと振り返る事が出来た本という印象。
誰しもが思う転職のきっかけから実際に転職をするまでの方法を
丁寧に書いているので、いざ転職をというときには読んだ方が。5点。


社会人から大学教授になる方法 (PHP新書)

社会人から大学教授になる方法 (PHP新書)

タイトルがそのものズバリなんだけど、大学教授になるための本。
ただ、個人的にはあんまり時代に即してないかなーという印象。
きっちりした論文を出して大学教授で夢のような生活が!なんて
ちょっと夢想かなーなんて。今時の枠の少なさを考慮してほしい。4点。