しあわせさがせ?

たらたら日記帳

京都学会三日目(2)

学会終了。とっととけぇるべーってことで、片付けもそこそこに退散。
この時点で午後3時。まだ陽は高く上り、残り時間があることを示す。
観光するぞと意気込みつつ、ふらっと入ったコンビニにて
この日発売のサンデーとマガジンを発見。つい立ち読みをしてしまう。
沖縄でも読めるのに、貴重な観光時間を一時間は潰す・・・


いったん、宿にもどって荷物を置いてどんな場所を巡るか作戦を練る。
大抵の場所は夕方には開園時間は終了するものなので、
金閣寺清水寺といったいかにもなコースは場所が遠く、諦める。
宿に近い場所で俺が好きそうな場所ということで、壬生寺へ行くことに。


壬生寺といえば新撰組。屯所の跡地や隊士の墓がある素晴らしい土地柄。
司馬遼太郎燃えよ剣三谷幸喜大河ドラマ新撰組!に嵌った身としては
聖地巡礼ともいえる旅なのですよ。燃えてきた。というか萌えてきた。
歩いていったんだけど、宿から意外と距離あって実はテンションすぐ下がったけど。


疲れてたけど、早速お参りしたり写真取ったり新撰組グッズを買ったりと散財。
住宅街の中に当たり前のように跡地があり、当時の面影を残す。
山南敬助と明理の今生の別れとなった屯所の窓は今は無いけど
俺には見えたよ!とまぁ妄想とか期待とかが入り混じって感激モード。


このへんで日が暮れかける。流石にどこも閉まりだす頃合なので観光終了。
行きたいところがまだまだ山ほどあったなー。無念、また来よう。
壬生寺からだと二条城が近かったのだが、いかんせん疲れて動けない。
でも夜は大学時代からの友人であるちひろ氏と飲む約束がある。レッツ飲み屋街。


京都っぽい料理を、というリクエストに応えてくれて
元京都在住のちひろさんは鴨川納涼床で鱧尽くし五千円コースを勧めてくれた。
う・・・っまいっ。俺は鱧なんて食べるのは初めてなんだけど、繊細で濃密というか
食感がぷりっぷりしているんだねー。贅を尽くしたようで至極幸せでございます。
鮎も食べたし、なんか夏の京都の醍醐味に出会えた気分。いい街だ・・・


京都は昼間はクソ暑かったのだが、納涼床ってすげー涼しいのですね。
川の上に突き出した座敷で、川を一望するという風景も心晴れさせるし、
水の上だから気化熱か何かで想像以上にひんやりする。先人の知恵すげぇ。
ビールが余計に旨く感じるし、話も盛り上がったので成功と言える京都の夜。


帰りにスタバに寄ったんだけど、こっちも鴨川絶景な京都モード前回の珈琲屋。
ただ、鴨川河川敷に等間隔で居並ぶカップルだけはウザかったなぁ。人多杉。
打ち上げ花火する若者の集団もにぎやか過ぎたが、まぁそれもまた一興としようかと。
うちわチックなお土産がイカス。独自色あるスタバなので他は全て許せたっす。


ちひろさんと分かれた後、まっすぐに宿に帰ろうと思いきや
なんとなく四条烏丸の裏道を酔っ払いながらウロウロ。するとラーメン屋さん発見。
飲み会の後のラーメンは旨いという格言を思い出して突撃。まだ食うのか俺。
まぁ3食既に食べてるし鱧尽くしは品数多かったけど関係ない。淡々麺をずるずる。
うめー。あんなに食べたのにまだ腹に入るのか。いい出汁でていて止まらない。


宿に着いたらまたもやぶっ倒れてそのまま就寝。もう食えねぇ。長い一日だった・・・
京都学会四日目へ。