したー帰省ってことで飲み会をやりたいなぁと思い立ち、
他の人も話したかろうと思い、元・同じ年次の連中を誘ってみる。
人が多いほうが楽しかろうって表の理由ももちろんありますが、
幹事になるべき人を誘って仕切ってくれないかなーって期待もある。
あくまで俺はきっかけと召集のみで、後は人任せで楽をしたい。
だが、思いのほか返事がこねー。来れないならそー言って欲しいのだが。
まぁ微妙な雰囲気だったらヤバイと、逃げるための返事引き延ばしだと思う。
俺もよくやるので想像に難くないのだが、いざ人にやられると不安でいっぱい。
結局、人数が読みきれず当日夕方まで店の予約すらできねぇ有様。
一応、賑やかな人たちを何人かひっぱりこめ、10人くらいの規模にはなったので
あとはふつーの飲み会です。お互いの近況とかなんかそーゆーの。
久しぶりに会う人もやっぱりいるので、それなりに話が続いていた。
めでたしめでたしという気分になって、あとは酒だけ飲み続ければいいと安堵。
ちびちびビールいきながら、静かに、人の話を聞き上手になることを心がける。
「んじゃ、幹事のnakaから乾杯の挨拶を・・・」
そ、そこで俺にふるのかぁ?!
俺がそーゆーのが全く出来ない人って、4年も同じ大学に通っていて知らんのかよっ。
知っていてあえて振ったというのならマジ勘弁してくれ。頭が真っ白になる。
つか、いつから俺が幹事なんだよ。うっかり召集はかけちゃったけど
どーみても飲み会の盛り上げ役に適した人が他にいるじゃねーか。
と文句を思い描いても何も始まらないので、慌てながらどーにか声を発する。
「(小声で)あっと・・・か、かんぱーい・・・」
うん、挨拶とか以前の問題だよね、声小さいしそのそも何か一言言うべきだろう。
つくづく嫌になるなぁ。社会人になったらこーゆーのさせられるのだろうから
いつか避けられないとは思うけど、うーん、やっぱあかんやっぱあかん。
結局他の人に代わってもらって、こっそり力不足を嘆く。
いやまー、飲み会自体は至極楽しいものかと思います。いろんな人がいていーね。
んでまー、解散の頃合になって
「では、幹事のnakaから締めの挨拶を」いやほんと勘弁してください。
また代わってもらって、べしゃりがボロボロなのをまた自覚させられる。
うん、やっぱ次から他人任せで行こう・・・緊張してだめになる・・・