2005-11-30 子供が減って何が悪いか! - 赤川学 review 統計データから少子化対策へのアプローチを考えてる本。 男女共同参画社会が進めば進むほど 出生率が上がるという政策に真っ向から反論しており なるほどなぁと納得するに値する話の流れでした。 政策の元になった統計の恣意的な見方を指摘して、 出生率向上への根拠とアプローチへ疑問を投げかける。 あまり感情論に走らず、予想される反対意見にも答え、 建設的な議論が展開されているのが良かったです。 完全な答えはでませんが、少子化に一石を投じた良本。