しあわせさがせ?

たらたら日記帳

古文学にすら萌えを見る

いつものように読書メモ。ソフトウェア試験まであと4日だけど。

「チーズはどこへ消えた?」スペンサージョンソン著に手をだす。

言わずと知れたベストセラーなんすがやっと読めました。

変わること最高!な論調ですが割と納得。薄くて読みやすかった。



バーボンストリート沢木耕太郎著。えぬから借りました。

随筆だけど、渋い男の話が多くて。年季を感じた。例えば

ジャズで陽気な葬式ソングがあって、その歌詞がカッコよかった。

「お前が死んじまって嬉しいぜ!この馬鹿野郎が!」良いんじゃね?



「一夜官女」またですけど司馬遼太郎です。この人何冊目だっけ。

展開などしっかり読ませるしおもしろい。高名なだけあるなぁ。

ただ最近、この著者の、別の楽しみを発見。控えめな美人描写が

逆にエロスを感じるのですよ。下手な下ネタは凌駕する。



「あおむけざまになって、股をひらいてみた。はじめは、ほんのわずか開いただけで、自分でもおどろくほど、明るい解放感があった。娘のころから、いかなる場合でも股を開いてはならぬという作法の中に生きてきた由紀は、ただそれだけのことで、まったくちがった世界に転移したかのような新鮮さを覚えた。」