読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

しあわせさがせ?

たらたら日記帳

パンデミックレガシーの薦め(ネタバレほぼ無し)

パンデミックレガシーの話をしよう。
ネタバレ厳禁だけどオススメなボードゲームです。

これから、私がネタバレだと思わない程度の話をしますけど
厳格に情報遮断したい人はこの先を読まないでください。

f:id:nakarx:20160312000410j:plain
チーム「フリーゼ」でした。
先行していた2チームの赤と青に緑で対抗してた(伝われ)









『パンデミック:レガシー』ってどんなゲーム?
http://hobbyjapan.co.jp/game/?p=10139

どんなゲームかは版元の紹介記事を読んでおくれまし。

パンデミックというウィルスの拡散をテーマにした
協力ボードゲームの名作が、キャンペーンモード付いたよ!
みたいなやつです。今更紹介記事を書いてみる。

みんなで共通の危機を協力して乗り越えようという
パンデミック本来の美味しさには変わっておりません。
元のパンデミックが好きな人は遊べる方法を探すべきでしょう。
元ゲーム知らない人は、流石に一回ぐらいやっといたほうが
相性が分かるので、誰か知り合いに遊ばせてもらおう。

キャンペーンモード、言い換えればストーリーモードで
12〜20回程度、同じマップで遊びます。
いや違った、マップにシールを張ったりルールが変わったりするので
同じボードだけど違うマップだったりします。累積するんです。
「ボードにシールを一度貼ったら剥がせない!」
「時にはカードを破いて捨てる!」というのは
ボードゲームに慣れている人ほど新鮮さがある。
たんなる紙の消費じゃなくて、演出の一環にしている稀有な例。

つまり、後戻りは出来ないので
最後までやりきったら基本的にはゲームの再利用できません。
もったいないとは思うし、そりゃ色々と頑張れば再び遊べるかも。
でも、普通は同じゲームを二桁回数も遊んだりはしないので
充分元は取れると保障します。4人で映画10数回みるより遥かに安い。
1ゲーム1時間くらいだとしても最低12時間を2000円で遊べます。
「集まりにくくい社会人が、月に1回集まる口実にする」という
リンク先の表現は本当に良い薦め方だと思います。そういう前提のゲーム。
逆に言えば、同じメンバーで繰り返して遊ぶのが絶対いいので
メンバーが入れ替わるオープンなゲーム会には全く向いておりません。

この10数回を遊んでいくとストーリーが進行します。
これがまぁ結構動くので、ネタバレ厳禁とされています。
流石に今頃(2016/06)になるとたまにネタバレしてる人がいますが、
ゲームを進めていく他の人の楽しさはなるべく奪わないようにしたいし、
そうさせたくなる一面がある。遊んだ人だけの共犯関係とも言えます。
あと、物語を体験する「ナラティブなゲーム」の代表例とされています。
定義論はさておき。いや本当ならちぶのバズワードぶりパナイの。

去年末から今年上旬にかけて日本では流行っていて、
世界(BGG)ではずっとランキング1位独走中です。割と凄い評価です。
https://boardgamegeek.com/browse/boardgame?sort=rank
皆楽しいって言ってるよ!だからやろうね!という日本人向け殺し文句。

沖縄のボードゲームクラスタだと今年の2〜4月に3チーム動いてた。
3月頃は週2で那覇まで出かけて大変だったけど楽しかったなー。
体力がゴリゴリ減ってマジ辛かったけど。

こっからは私見なんですが、
まぁオススメゲームです。基本的に協力ゲームが苦手な私が
楽しいっていいながら最後までやりきれましたから。

たださ、同じゲームを繰り返して遊べる
気の合うメンバーとならどんなゲームでもたぶん楽しいです。
楽しいのはゲームじゃなくてセッションだったんじゃなかろうかと。
賞賛は集まったメンバーへの称号として扱われるべきなのかなーって。

毎回ルールが変わるというのは新鮮さは確かにあるんですが、
次の瞬間から隣の人をグーで殴った人が勝利です、みたいな変化はなく
パンデミックという根幹ルールにプラスαをちょこちょこ足し引きした印象。
最後まで、ああパンデミックだったなぁというルールでした。
物語を大事にするのならばそれはプラス査定のはずなので非難はしてない。

しかしながら、毎回足されていくルールの読み合わせはなかなかしんどい。
確実にルールミスが発生するし、説明書にすらルールミス気にするなとある。
ネタバレ厳禁の関係上、あんまりおおっぴらに進行の質問ができないのは
なにか根っこの設計から間違っていませんですかね…

マジで?!って驚く場面が多々有り、素敵なストーリーテリングでした。
物語の変化とルールの変化が同時にくるので、それはこのゲームだけの体験。
言い換えれば、枝葉なルールの変化程度にしか物語変わらないです。
シーズン1と銘打ってる程度にはちょっと謎を残したまま終わるし…もにゃ。
アメリカ人こういう展開とオチ好きだろうなーという勝手な思いを抱く。
繰り返して言うけど、すごく楽しんだ上でもにゃもにゃ言ってます。

他の方の例えで秀逸だなと思って引用してみるんですが
「GMの要らない、新しいTRPGだ」って感じです。
GMの代わりに指令カードがあるだけで、キャンペーンのある協力ゲーとか
確かにTRPGっぽい感あるなー。なるほど。
他人を謀ったり蹴落としたりするのが本業の私から見れば異端の親戚だ。
どちらかと言うと蹴落とされる側なのはご承知の通りです。
気の合うメンツと世界を救う、いやーそりゃ楽しいですよ。
刻一刻と変わる世界情勢。ミスってたまに地球が滅ぶのもご愛嬌。

というわけで、友人らとTRPGをやってみたいけどGMが居ないって方々に
パンデミックレガシーを特にオススメしてこの記事を終わりたいと思います。
私は未開封のパンレガを1個買っておいたので
物語を忘れたころに別の友人らともう一回やるんだ…