先日、公権力の犬にお世話になりました。
いかに警察をいかめしく書こうか悩んだ末のこの表現ですけど。
うちに遊びに来てた後輩が鍵束を拾ったらしく
それが道端だったものだから、どうしたら良いのか相談したのち
交番にみんなで届けよーぜーという話になったのです。
それが夜中の1,2時ぐらいだったから何してんすか。怪しいわ。
この時点で、実は
生まれて初めて交番にいくのでテンションがマックスハート。
ぞろぞろと交番に着くと誰もいない。
というか近所の交番で人がいるところ見かけたこと無いのですが。
だいたいパトロール中らしく、なんかあったら電話しろと
ぽつんと机の上に番号と受話器が置いてあるだけ。無人交番って…
ぽつんと、というのは誇張でもなく。
盗難防止かしらないけど棚とかそういうものも一切無く
たんたんと指名手配犯のポスターが貼られてるだけ。怖い。
電話してしばらくすると警察官の方々が到着。
いろいろ装備していていかにも、という感じで頼もしい。
やっさんと渡り合えそうな脛に傷持つ顔つきでしたけど。
鍵束は、思いの外入念に預かってくれました。
拾った場所の住所、鍵の特徴や鍵の数(20個あった)とか色々と。
きっちり連絡先や注意事項も教えてくれました。
こちらで考えてたすべての要件を満たしてました。仕事してるなぁ。
何か落としたら交番に届ける、で安定の判断だと再認識しましたよ。
あとは落とし主さえ交番に申し出てくれればきっと解決するでしょう。
めでたしめでたし、であって欲しい。結構前の話だから今はどうだろ。
拾い主の後輩に今度訊いてみよう。連絡先知らせてたし。
お礼にエルメスのティーカップとか贈られて来たら指さして笑います。
個人的に、初めての交番を満喫できたので面白かったです。
犯罪おかしてお世話になる羽目にならずに(今のところ)済んでらぁな。