しあわせさがせ?

たらたら日記帳

講演会でノートPC見てる人の話

真面目な話もたまにはねー

講演会に出る機会がちょこちょこあるのですが、
そこで気になるのが「会場でPCを開いてる人の少なさ」。
これなんでだろうねぇとか考えてた。

手帳にメモする人はいるけど、PCはなんか開けない雰囲気。
ノートPCを休憩時間に開いて、講演中は閉じる人とかいるので
多分正確に雰囲気感じ取れているとは思う。そういうとこ多い。
それが正しいかはって言われたらかなり疑問符なんですが。

個人的には、メモをノートPC(タブレット端末含む)に
電子テキストで残さないと後から二度と参照しないので
必須だなーと思っている。関連資料をその場で検索とか
無理のない普通の使い方と思うけど、まぁ少数派(経験談)。

PC使わない派に聞いてみたことあるんですが、
「講師に対して真面目に向きあってない印象がある」とか。
んんー、分からんでもないかも。かなり微妙ですが。
つまらない講義中、ニコ動みる学生と同じと見れば確かに。
PCをどう使おうが勝手だけど、真摯な態度は必要かも。

このへん、かなり印象的な出来事があったのを思い出す。

以前どこぞの講演会に参加してて、やっぱりみんな手帳程度で
ノートPC等を使っている人がほとんどいなかった時、
パネラーのお一人がずっとノートPC眺めてなんか弄ってました。

その講演会、沖縄県内のIT系な人たちが集まるやつでしたが、
大半は紙の配布資料や喋る人を眺めてて、モニタ派は極少数。
私も空気に押されてMacBookAirをパタンと閉じてました。

3時間ぐらいの講演・討論が終わって終わりの挨拶のとき、
「この講演会の間にも、日本で最大級の災害が起きていて
それがTwitterでリアルタイムに知れ渡るようになり
ITの力というものの強力さを再認識しました」
ということを話されてました(詳細な文言はおぼろげですけど)。

講演会のテーマと直接は関係してない話だけに
他のパネラーや私を含む聴衆は「?」とした空気は感じたなぁ。
この人ずっとPCいじってたけどTwitterやってたんかい的な。
サラッと流されて、静かに、そのまま夕方閉会へと至りましたと。

んで、帰宅したら東日本大震災でニュースが大変なことに。
コレが私の3.11体験。

沖縄が地理的に遠いとはいえ、情報のキャッチアップには
かなりリードしていそうなIT系のそれなりの人々が、
講演会に集中していて、地震に気づいてなかったんですわ。
(何人かは気づいていたかもだけど、大半は絶対認識してない)

講演会のテーマがIT教育とかそのへんだったので、
「沖縄のIT教育を考える人達が、あの大災害に数時間気づかない」
というのが、ものすっご滑稽にみえてしまったんですなー。

いや、私も滑稽ズの一員なので偉そうに言うなや的なアレだけど、
そういうのにすぐ気づいて動けるのがITな人と思う。
無論、ウェブ・業務システム・組込み・ネットワークとか分かれてて
専門次第でだいぶ違いますけど、やっぱり残念感が漂う。
IT教育って、そういうところも含めなくていいのかなーと。

この話が直接、講演中だろうがTwitterで情報収集して良い、
って結論に結びつけるのはあまりにも早計なんだけど、
議論にのみ集中するのが正しいやり方だと思い込んでるのは
考え直したほうがいいのは間違いなさそう。

直近だと、津田大介さんの沖縄講演会があったんだけど
何十人といるのに、ノートPC開いてる人は10人居なかったっけ。
沖縄でのこの手のイベントは、それぐらいが普通っぽい。
東京とか大企業とかじゃ違うのかな?
一応、私はMacBookAirをどこにでも持ち込む所存。

だからみんなでTwitter実況楽しもうぜ(ぉ