情報処理試験を受けた帰りに、友人の前白氏からの連絡。
なんでも同じく友人の腹黒氏が世界うちなーんちゅ大会でバイトしているらしく
働いている人間を冷やかしてきたところ、なのだそうだ。
おもしろそーなので、今度は俺を連れて、もう一回行かないかとお願いしてみた。
実はうちなーんちゅ大会、毎年やっているくせに俺は初めて来た。
人で賑わい、まるで羽衣祭り(うちの市の夏祭り)みたくテキ屋が軒を連ね、
たこ焼きとか買ってステージで歌が流れているという光景。
うちなーんちゅ大会って、国外から沖縄人の子孫らが一同に会する集いなのだが
想像していたよりもずっと「お祭りっぽい雰囲気」だということにかなり驚いた。
会議とかレセプションとかばっかりかと・・・
でも、客層と一部の出店は全然違った。
明らかに中米・南米っぽい髪や肌・衣装な方々がうろうろしている。
そして、日本的な、焼き鳥とかポテトとか売るテキ屋とは別に
「参加各国がそれぞれのお国料理の出店を出している」。
このお国料理がさ、恐ろしく旨そうなんです。
ぶっちゃけ、料理名がカタカナだったので全然思い出せないのだけれど
メキシコの肉汁がしたたる料理とか、ブラジルの肉が香る料理とか
アルゼンチンの肉の脂が飛び散る料理とか、それはもう魅力的な肉祭り。
200〜300円の各国肉料理に会場の人気爆発。長蛇の行列が幾重にも。
隣の日本のテキ屋は、500円でしょぼ料理なので、こちらに人は寄り付かず。
あまりのギャップに笑うしかない。ってかテキ屋の人が苦笑いしてた。
珍しい肉料理が安くで喰えるんだぜ、そりゃそーだよねぇ。
ここまで肉の話でひっぱっておいて、
行列に並ぶのを嫌って見回しただけで帰ってきちゃったんだよなぁ。
今にして思えば、ほんと食べればよかった。あんな旨そうな肉はそうはない。
どんな味なのか、名前も分からないので検索のしようもない。
夢に出るぞ・・・
腹黒氏はある程度ヒマそうに、ある程度忙しそうに働いていました。
うーん、珍しい肉のおかげで奴のことどうでもよくなってた。