中学からの友人、Yuki氏の家の大掃除を手伝って欲しいってことで出陣。
空き家を掃除してそこへ移住しようって計画だそうで、
壁を拭いたり棚を掃除したりと、丸一日多いに働く。
日ごろから世話になっているしお安い御用でさぁ、じゃんじゃん働くよー
・・・ドアの隙間にびっちり詰まったヤモリの卵がなかなか爽快な光景。
これ、嫌いな人は嫌いだろーなぁとか適当な感想を言っているだけなら楽。
取り除くのがマジ大変だった。殻が砕けて全然とれないでやんの。
結局丸一日かけて、部屋二つ分の壁拭きくらいしかできなかったスローペース。
あぁ、役立たずでごめんなさいっ
お昼ごはんに、本物のそばを食べさせてくれるって事で
読谷の清流舎というところで木灰をつかった昔ながらの製法なそばを頂く。
っ！麺がもちもち、スープは濃いはずなのに重たくは無くすっくり腹へ。
肉からはうまみがぎゅんぎゅんでており、これは旨い。
近くに来たら間違いなく食事候補になる店と認識。思い出しただけで涎がでる。
買出しでジミーに寄る機会があったのだが、
俺はジミーを誤解していた。ずっとケーキ屋さんだと思っていたのです。
それでもまぁ正解なんだけど、スーパーっぽく普通の食品売っているのね。
１０年以上行った事がなかったのにいまさら気づく。
甘いケーキ好き社交族おばちゃんの巣窟と思い込んでいましたごめんなさい。
これも買出し途中、沖縄初のメイドマッサージが近くにあることを教えてもらう。
時間帯が悪く行きそびれたが、今度はぜひ挑戦してみよう。
つーかこの男、やっぱりそういう知識にかけては最強レベルの独りだな・・・
掃除の後半、ずっと巨大ロボについてあーだこーだ論議していたし、すげぇ。
恐竜惑星、ジーンダイバー、ナノセイバーのＤＶＤも借りた。いい奴過ぎる。
掃除もまぁ日が暮れてきたので強制終了。
ここでジスタスってスポーツセンターのタダ券があることが発覚。
風呂に入るとは聞いていたけど、そういうことか。もう遠慮もせずについていく。
そしてinto the 極楽。地下水をくみ上げたジスタスの温泉は心から暖まる。
サウナで汗だくになり水風呂にはいって凍えるこの温度差黄金コンボが良いのです。
風呂上り、休憩室でテレビみているときの脱力感がまるで夢の心地。
さらに、晩飯を食べようって事で、Yuki氏の行きつけのお寿司屋を紹介してもらう。
那覇の奥地にあるのだけれど、ここのお寿司は回転していないのです。
うっちょーとか内心めちゃくちゃ喜んでいた。なんだか旨そうじゃないですか。
実際、意外と手ごろな値段で新鮮でうまい寿司を食べることができました。
好物のウニ・イクラはもちろん、沖縄では珍しい光物の寿司もここでは握る。
鯖なんて最高。鰯の寿司とか初めて食べるものも多いが、すっげーよ風味爆発。
俺、ここ通うわ。
さらに嬉しかったのは、寿司屋の大将と会話したことかねー。
どこで仕入れたのこの魚とか、そういう話で盛り上がる。
なんかさ、こーゆー大将とのやりとりしているのに憧れていたんですね。
ごく自然に、そんな風景の人間になれたことが、俺の中では伝説になる。
掃除のバイト代の代わりとはいえ
そば代、温泉代、寿司代まで全部奢ってもらうという情け無い男ですが
いや、実にうまい一日だった。掃除の疲労とか差し引いても明らかに俺はプラス。
もー恩を返すつもりがまた恩が増えた。あり難い話ですよ。いつか俺から奢っちゃる。
だれか、きさらぎって寿司屋いこーぜー。ほんとあそこはイイ。
