上記リンクの日記に、ソーダを手に入れた時の話。
アメリカの広い大地とアホな考えが生んだ、感謝祭の料理をモチーフにした
ソーダを、イブ鍋したときに皆で回し飲みしてみました。
もちろん、味オンチのアメリカ人が口をそろえて不味いという商品。
期待していました。本当はそこそこ美味しいんじゃないかと。
鍋で既に腹がいっぱいだったので、5種類のソーダのうち
一番まずいと評判のスモークサーモンソーダの栓を開けることにする。
コップに注いだ感じは、ファンタオレンジのような見た目。問題無さそう。
試しに匂いを嗅いでみる。
うげっ
見た目のソーダっぽさに騙された（ソーダそのものですけど）。
サーモン特有の生臭さに、スモークの煙のような焦げた匂いがよく混じる。
生鮮食品を三日放置したような匂いが、すぐに吐き気を誘う威力を持つ。
これは、また偉いもんをアメリカから取り寄せてしまった。
意を決して飲んでみる。
味は、最初は砂糖系の甘い味がしたので、意外と大丈夫と思ったんですよ。
うん油断した。後からその液体が鉛のように重たく感じてきた。
動物性タンパクなんだけど、水銀とかそういうタイプに毒に違いない。
匂いのせいで吐き気がぶり返してきて、いつまでも口を支配する。
スモークの苦味が、胃のどのへんにあるのか分かるくらいの異常感覚。
つまりクソ不味いってことですよ。しかも世界王者クラス。
俺は結構飲める自信があったのに、それが粉々に砕け散った。
紙コップ半分も飲めず沈没。うーげーうーげーな気分で死に絶える。
周囲の人も同様、匂いで既にうえって気分にさせられて
飲むたびに１人ずつ、しかし確実に沈んでいく。なんてぇ破壊力だ。
結局その場にいた人で、美味しいというやつは現れず、大我慢大会になった。
他の４種のソーダは、スモークサーモンソーダよりはマシと聞くが、
全ての味覚を壊されたので、ちょっと時間おかないとマジ無理。
こんなもの市販しちゃだめだって・・・
