しあわせさがせ?

たらたら日記帳

メトロン星人からウルトラマンマックスを見直す

hicbc.com:ウルトラマンマックス(公式サイト)
google検索 - ウルトラマンマックス 狙われない街


当方、昔からけっこうウルトラマンシリーズが好きだったのですが、
それゆえ、今のウルトラマンマックスの、初代マンとセブンを足したような
いかにもなデザインが気に食わず、特に触れもしようとしてなかった。


こないだ、なんとなくテレビを観たらかなり驚いた。
対話宇宙人という位置付けて「メトロン星人」がでているではないですか。
ウルトラセブンにでてきた名怪獣で、アパートの畳部屋が秘密基地。
セブンとちゃぶ台を囲んで話すシーンは(一部には)余りにも有名。


初代メトロン星人はタバコの中に幻覚をみせて暴れさせる物質を混ぜ、
「地球を壊滅させる為に暴力は必要ない。
互いに信頼し合って生きている人間同士の関係を壊すことで人類は自滅する」
と主張した。目の付け所が素晴らしいというか、ウルトラ史上最も怖い。


結局、あっさりとセブンに計画が阻止される。
メトロン星人の地球侵略計画はこうして終わったのです。
人間同士の信頼感を利用するとは恐るべき宇宙人です。でもご安心下さい、
このお話は遠い遠い未来の物語なのです。え?何故って?、
我々人類は今宇宙人に狙われる程お互いを信頼してはいませんから...」


深い、深いよウルトラセブンメトロン星人
当方はこれで一気にウルトラマンシリーズにメロメロになりました。


ウルトラマンマックスで再登場したが、やっぱりメトロン星人は良い。
公式サイトの特徴ではこんな説明がされているほど。
「携帯電話の電波を使い、人類を凶暴化させようとしたが、
手を下すまでもなく、既に人類が退化の道を歩んでいると判断。
地球侵略に見切りを付け、母星へと帰った。」


「何の目的もなくなった。もう地球も、この街も、狙わないさ。」


携帯電話となんか現代風だけど、やはり人類は退化しているのだそうです。
見切りつけられると、侵略されないで済んだけどなんかもの悲しい。
セブンの時に襲来してから40年も潜伏していたメトロン星人が、
一生懸命壊そうとした理性は、既に勝手に壊れていたんだと。
テレビでは夕暮れの中での対面で、音楽があの夕方の童謡(曲名失念)という
ものすごいコンボにしてやられて、朝からショックを受けた。すげぇよ。


よく調べてみると、ウルトラマンマックスはM78星雲出身なのか。
最近は地球生まれのウルトラマンが続いていたから、原点回帰ってか。
怪獣もエレキングやらゼットンやらアントラーとかいるし。
ハヤタ隊員も今や長官となってレギュラー出演していたんですか。
(生まれてなくて見たこと無いけど)かなり懐かしくて面白そうだ。


土曜日の楽しみが増えた。22歳です。