2005-12-18 侍はこわい - 司馬遼太郎 review 司馬遼太郎初期短編集。今まで未収録だった話が多い。 「忍者四貫目の死」が特に面白かった。 起承転結がはっきりしていて、思いがけない流れと いい意味で裏切られどんでん返しにまんまとハマった。 どの話も、歴史小説というよりも時代劇に近いような 娯楽性が高い印象を受けました。小噺集という感じ。 登場人物が(ほぼ)無名の人ばかりなので 歴史知らない人でも問題なく読める本です。